台湾台北・花博公園。「2010 台北国際花の博覧会」の開催場所で、その跡地が大型の公園になったものです。
台北の子連れ向け公園と言うと、大安森林公園がおススメされている事が多いですが、個人的にはこちらの方が圧倒的におススメなんです。というか遊具の規模的にも設備的にも、こちらのほうがたくさんいろいろありますし、大人もいろいろあって楽しめるんじゃないかなーと思います。
そんな花博公園、あまりきちっと情報が載っている場所が無いので、楽しむためのポイントをまとめてみました。確かにただの公園ではあるのですが、かなり大規模ではありますし、お子さんは喜ぶと思うので是非訪れてみて下さい。
花博公園の場所
まず花博公園の場所はどこでしょうか。地図は以下になります。
場所的には圓山駅降りてすぐのエリア。台北市街地からは北よりの場所になるので、子連れだとタクシーのほうが無難だと思います。割と近くはホテルのエリアではないので(有名な圓山大飯店はありますが)アクセスはそこまでかもしれません。完全にこれだけのためにいく感じになりますね。
花博公園のおススメポイント

花博公園のおススメのポイントは以下の通りです。
- 舞蝶共融遊戯場
- 遊具が非常にたくさんある公園エリア。自販機も綺麗なトイレもあるので、小さいお子さんはかなり喜ぶと思います。
- 迷宮花園
- 生垣で作られた大型迷路。シンプルだが好きなお子さんは好き。
- 児童芸術教育中心
- 臺北市立美術館内にある、子供向け芸術施設。無料。規模は小さいが暑い時期は特に涼みがてら楽しめる。
結構いろいろと楽しい施設があるので、本当おススメです。
花博公園の様子
舞蝶共融遊戯場

まずは「舞蝶共融遊戯場」。とにかくたくさんの遊具が置いてあるエリアです。結構な量の遊具があるので、お子さんは夢中で遊べます。台湾の普通の平日であれば写真の通りかなりすいているので、独占して遊べます。
ただあまり日影部分がないので、暑い日だと厳しいかも。時期によっては熱中症はかなり要注意です。

ここは松山空港の航路にもなっているので、定期的に上に飛行機が飛んでいるのもたのしめるポイントです。結構迫力があるので、お子さんも喜ぶかと。

滑り台。滑り台たくさんありましたね。こういうシンプルなのがたくさんあると子供って喜びますよね。

本当に広々とした公園で、隣には謎の施設も見えたりします。

謎の施設はホールになっていて舞台もありました。何かイベントをやるような場所なのでしょうか?

いろんな遊具があります。日本でも見るな、っていうのもあるのですが、結構珍しいタイプの遊具もあるので、そういうのは是非遊ばせたいところ。

この日は本当に暑かった。かなり暑かった。ちょーっとだけ日影があったので日影を中心に遊んでました。

広々としているので子供も遊びまわります。ここで遊んだらがっつり昼寝してくれるとおもいます。

いろいろあるんですよね本当。大安森林公園は割と日本でも見るタイプのものが多かったので、こちらのほうが結構独創的なものがって面白いな、というのが私の印象です。

こちらは砂場。こちらは日よけがあるので良いかなと思います。

楽しそうな遊具。こういうの遊ばせたいですね。見てて面白いですし。

ブランコもタイヤだったり椅子だったりで面白いですよね。二人載せたりも出来ます。

トイレとおむつ替えエリアもあり。かなり清潔でした。これも助かるポイントですね。

もちろん自販機あります。お値段もお手頃。暑いと本当熱中症が怖いので、お子さんはもちろん親もしっかり水分補給しておくのが良いでしょう。

子供が遊ばないエリアもかなり広々としていて綺麗に整備されています。結構歩いているだけ面白いのも魅力ですね。
迷宮花園

あとはこの公園かなり広いので、国防部憲兵指揮部を挟んでまた更に広い公園エリアもあります。こちらには植物園があったりというエリアなのですが、その中でも迷宮花園をご案内。
といても生垣で作られた迷路的な施設です。結構大型なので、こういうの好きなお子さんなら楽しめると思います。ただ屋根はないのでやっぱり熱中症には注意。

入口はこんな感じ。

真ん中はこんな感じで低い生垣の迷路になっています。

こんな感じでがっつり迷路です。うちの子は結構好きなので、楽しんで遊んでました。

こちらは背の高い迷路。

結構背が高いのと、たまに蜘蛛の巣はってたりしました。まあそうでしょうね。小さいお子さんだとここは少し難しいかもしれません。

こちらは迷路以外の普通の公園エリア。こちらもかなり広々しています。

広々としていてかなり気持ちが良いです。こちらの奥には植物園があります。

花博の公園らしく、一部はガーデンになっていて、無料で開放されていたりします。

時期によっていろいろ花の種類もあるとは思うのですが、きれいに整備されていますしこちらもおススメです。

遊具エリアとこの迷路エリアは結構はなれているので、長い距離歩きますが、整備されている公園なので散策気分でのんびり歩いてください。

個人的にはここら辺の雰囲気も結構好きです。いろいろ工夫されてるんですよね。

ここらへんの雰囲気とかも結構好きです。

ただ歩いているだけでも割と楽しいと思うんですよね。暑いときは大変ですが、日影があるエリアもあるので。人もそんなに多くないですし、のんびりお散歩は結構おススメです。
児童芸術教育中心

続いて児童芸術教育中心。台北市立美術館内にある子供向けの美術館的な施設です。なんと無料。さすがに美術館は子連れだと入りずらい感じですが、名前からわかる通り、子供向けの施設なので安心して連れていくことができます。

入口はこんな感じ。結構大きい施設です。

私が行った時にはロビーでも展示をやっていました。こちらは場所によって音の聞こえ方が違う展示。不思議な感じで面白かったです。

こんな感じで美術品のおみやげもあったりするので、興味があれば。

場所は地下になるので以下におりて向かいます。

なお、展示は定期的に入れ替わっているのでご注意を。私が訪れたときのはもう終わっていて、また別の展示になっています。なのでこんなのがありますよー、という例的なものだとおもってください。

こちらはなんかかわいらしいものの展示。奥ではいろいろお絵かきとかもできる風になっていました。

こちらは工作ルーム。奥に子供たちの作品が飾られていました。

こんな感じでいろいろとあります。

作業スペースもしっかりとられている感じ。こういうの無料でできるってすごいですよね。

綺麗に材料がかざられています。いくつか作られているのがあるので、組み合わせて自分でオリジナルなものを作る感じですね。

アシモみたいな機械もありました。

あとは普通に美術館っぽい展示もあったりします。こちらも無料でした。

子供が普通にはいれる感じになっているのは有難いですね。中の展示は大人も楽しめる感じだったので、こちらもあわせて行ってみて下さい。

こちらはなんかお絵かきする展示。

なんかいろんな種類のものがありました。

結構面白いです。

子供が喜ぶかなーというのはその時の展示内容によると思いますが、無料なので気軽にチャレンジできるのは嬉しいですね。お子さんの新しい発見にもなるかもしれません。
食事
MILLS CAFE BISTRO

台湾市立美術館のすぐ隣にカフェがあります。こちらが一番近いので楽ですね。

結構広々としていて雰囲気も良い感じです。子供向けの食べ物も多数。

ケーキ。

プリン。美味しかったです。暑いとき本当暑いので、ちょっとした休憩におススメ。
MAJI MAJI集食行楽

もしもう少しかっつり食べたいという事であれば、道を挟んで反対側のエリアにあるMAJI MAJI集食行楽。フードコートみたいな感じでいろいろ食べ物が並んでいるので、こちらから選んで食べてみるのがいいんじゃないでしょうか。
こちらはすぐ近くに屋内の児童館みたいな施設もあったりします。さらに遊びたいお子さんには良いでしょう。ただあまり入り込むと子供が帰りたがらなくなってしまいそうだったので私は回避。このあたりは日程に応じて楽しんでみて下さい。
さいごに

以上、花博公園についてご紹介しました。
はっきりいって、もっと遊べたなとは思ったのですが、とにかく暑かった。台北の夏場の直射日光ってやっぱキツイですよね…。シンガポールよりしんどく感じれた…。
なので、外で遊んでこれ以上はちょっと危ないかなーとおもった感じがあったのでそこそこで退散しました。うちの子はかなり喜んでいたのでうれしい限り。
気候が落ち着いた時期ならかなりおススメです。夏でも休憩できる美術館もあるので、休憩挟みながら遊べるのもメリット。一押しです。