最近成長が著しい台湾、現在の物価は果たしてどの程度なのでしょうか。
感覚的に、台湾の物価は日本より安いです。全体的には七割~半値といったところでしょうか。もちろんものによって異なりますが、特にタクシーやレストラン等の飲食店、ホテルやの値段が非常に安く感じました。反対にコンビニやスーパー等のお値段は、確かに安いですがまあこんなもんか、といった感想ですね。
全体を通してかなり安く、食事やお買い物などでお値段を気にしなくていいのは助かります。ここではそんな台湾の物価について、項目別に具体的にいくらしたのかをまとめました。旅行の参考になると幸いです。
また、その他の東南アジア諸国の物価も調査しています。興味があればご覧ください。
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台湾における物価の傾向
東南アジアではマレーシアより少し高いくらいの物価

実際問題、台湾の物価はどのくらいなのか。
東南アジア各国と比べると、安いグループの中では一番高い、というところでしょうか。
具体的に比較してみましょう。
2015年なので少し古い調査にはなってしまうのですが、東南アジア各国の「観光コスパ」について、エクスペディアが調査した記事があります。
これに基づくと、ホテルを除いた物価が一番高いのは東京とシンガポール。
次いで香港とソウル。
台北はこの次のグループに該当します。だいたいクアラルンプールより少し高い程度ですね。
一番安いのはバンコク、セブ島、バリ島、ハノイといった面々になります。
なんとなく感覚としてはあってるかな、と思いますね。
この調査によると大体東京の半値程度が台湾になります。
ただ沖縄と比べると七割程度なので、日本でも地域によってだいぶ差はあるかなと思います。
物価を比べる上ではレートも重要に

物価を考える上では為替レートも非常に重要になってきます。
台湾ドルのレートは、ここ数年間では概ね1台湾ドル3~4円程度で推移しています。
一番安い場合と高い場合で、3割近く値段が異なります。
正直現地の物価そのものよりも、旅行者としてはこちらのほうが影響が大きいですね。
直近では2015年中ごろに4円をオーバーしたり、2016年中ごろには3.2円を切っていたりします。
思っている以上に、レートの変動差は激しいですね。
台湾の物価比較
具体的に台湾の物価を、品目別にみてみましょう。
値段はざっくり最近の台湾ドル価格の、1台湾ドル3.5円換算で計算して記載しています。
なお、ニュー台湾ドルの単位は、現地の表記にならい「元」表記としています。
特に明記していない場合には、輸入物ではないおそらく現地生産と思われるもので表記しています。
日本からの輸入等のものについては、明記しています。
まずはスーパーの日常的な品物のお値段からご案内して、次いで観光客に重要な食事(夜市やローカルレストランから、カフェ、現地の高級レストランまで)と公共交通機関のお値段、ホテルのお値段を比較しています。
スーパーはちょっと長めにのせているので、興味のある方は見てください。逆にそこまで興味ない方は飛ばして先を読んでください。スーパーだけ見てるとそんなやすくないなあ、という感想になりそうですが、観光客的にはスーパーはそんな使わないので、その先の食事や公共交通機関などが大事ですね。
スーパー

全聯福利中心という台湾各地に出店している、超有名スーパーで比較しました。
日本で言う西友的な存在ですね。
ばらまき用のおみやげ買うには、台湾各地にあってアクセスも便利ですし、いいかもしれません。
飲料(水、お茶)
- 水(500ml) : 10元 (35円)
- 水(2ℓ) : 25元 (87.5円)
- Volvic(輸入) : 43元 (150.5円)
- お茶(500ml) : 16元 (56円)
- 十六茶(500ml) : 20元 (70円)
物価が一番図りやすいのはこのあたりでしょうか。
特にお水の値段をみればだいたい物価はわかりますね。
Volvicが結構するのは意外でしたが、やはり輸入物だったからなのでしょうか。
なお十六茶は輸入ではなく、現地のものです。
総じて日本メーカーの現地生産ものだと、現地ブランドのものより気持ち高かったですね。
1~2割り増しといったところでしょうか。
飲料(ソフトドリンクなど)
- カルピス(500ml、ペットボトル) : 20元 (70円)
- カルピス(500ml、原液) : 118元 (413円)
- ポカリスエット(500ml) : 20元 (70円)
- UCC無糖(750ml、日本製) : 69元 (241.5円)
- リポビタンD : 26元 (91円 )
- コーンクリームスープ(粉、3つ) : 46元 (161円)
- ネスカフェゴールドブレンド : 259元 (906.5円)
ペットボトルの値段は基本的に15~20元です。
ただこちらはスーパーの値段になっている点は注意が必要でしょうか。
日本でも500mlペットボトルであれば、スーパーでこれくらいの値段で売っているときもありますね。
そう考えると物価に差はあまりないのかもしれません。
(ただ他の東南アジアでも、ペットボトル飲料だとこれくらいしますね)
お酒
- スミノフアイス : 49元 (171.5円)
- ジャックダニエル : 69元 (241.5円)
- ビール(350ml) : 33元 (115.5円)
- スーパードライ(350ml、6缶) : 215元 (752.5円)
- ワイン(750ml) : 284元 (994円)
アルコールは総じて安く感じましたね。
スミノフとかもがっつり日本でもよく見るタイプの輸入物だとおもうのですが。
気持ち安いくらいのお値段で売っていますね。
ビールなんかはこのくらいの値段で売ってると好きな人にはたまらないでしょうね。
スーパードライは現地生産ものですが、比較的安価です。
おかし
- ポッキー(日本製) : 49元 (171.5円)
- ポッキー : 29元 (101.5円)
- カラムーチョ : 19元 (66.5円)
- TOBLERONE : 62元 (217円)
- 湖池屋 ポテトチップスのりしお : 19元 (66.5円)
- OREO : 72元 (252円 )
- RITZ : 57元 (199.5円)
- 箱アイス : 72元 (252円)
おかしは特に日本からの輸入ものを多く見かけました。
カルビー、グリコ、湖池屋等々。
そして輸入物に加えてさらに、現地の日本メーカーが製造したらしき、表示が中国語表記のものもうってたりします。
ポッキーあたりは、スーパーの棚に、輸入物のポッキーと現地生産もののポッキーが並んでいて。
そして輸入物は関税分高いと。
正直、ポッキーなんて一緒だと思うんですが・・・。
わざわざ売っているという事は何か違うんでしょうか。
日本人観光客が、わざわざ値段の高い輸入物ポッキー(日本人からみたら日本でかえる)を向こうで買うとは思えないですからね。
全体的に値段は日本より少し安い程度ですね。
加工品はそこまで安くない感じはあります。
スイーツ
- ロールケーキ : 85元 (297.5円)
- すいか(1/8カット) : 59元 (206.5円)
- ぶどう : 79元 (276.5円)
- 桃(和歌山県産、2個) : 529元 (1851.5円)
- なし : 49元 (171.5円)
- バナナ(1房) : 38元 (133円)
- たまねぎ1個 : 15元 (52.5円)
- りんご : 17元 (59.5円)
- キウイフルーツ : 12元 (42円)
特に値段が安いな、とかんじたのはこのあたりでしょうか。
キウイやりんごなど、このあたりは日本だと100円はしますからね。
輸入物だと思うのですが、農産物にかかる関税が日本と違うのでしょうか。
一部は日本からの輸入製品もうってたりして、和歌山県産のものが1個1000円前後と結構なお値段で売られています。
これは高級品に見えますね・・・。
確認した時期が7月上旬なので、日本国内でももものオンシーズンだと思うのですが。
これは関税がらみなんでしょうか。
食品
- お米(4K) : 158元 (553円)
- お米(3K、ジャポニカ米) : 159元 (556.5円)
- 砂糖(1kg) : 36元 (126円)
- ほんだし(40g) : 34元 (119円)
- 牛乳 : 79元 (276.5円)
- 豆腐 : 31元 (108.5円)
- ツナ缶 : 35元 (122.5円)
- 卵(1パック10個) : 34元 (119円)
- 食パン6枚 : 32元 (112円)
お米は現地生産のお米でしょうけれど、圧倒的に安いですね。半値程度。
それ以外のものは結構日本と変わらないな、という感覚。
タイ米とジャポニカ米と、種類が売られているのはすごいなあと思いました。
割と現地でもニーズあるんですね。ジャポニカ米。丼ものにはあいそうですしね。
麺類
- ラーメン(乾麺5パック) : 59元 (206.5円)
- 出前一丁(乾麺5パック) : 105元 (367.5円)
- カップラーメン : 28元 (98円)
- パスタ(500g) : 48元 (168円)
- うどん(4玉) : 31元 (108.5円)
麺類は日本製のものになるととたんに値段があります。
出前一丁とかは漢字表記だったので現地生産ものだと思うのですがこのお値段。
カップラーメンとかも、現地ものでしたが日本とほとんど変わらないので。
このあたりは他のと比べると高いなと感じますね。
日用品
- 洗顔フォーム : 100元 (350円)
- ハンドソープ(ビオレ) : 139元 (486.5円 )
- アタックネオ : 159元 (556.5円)
- 歯ブラシ6本 : 82元 (287円)
- クリニカ(日本製) : 109元 (381.5円)
- ダヴ : 185元 (647.5円)
日用品もおかしと同様、日本メーカーの現地生産ものを多く見ました。
ただこちらのほうが日本であまり見慣れないメーカーのものも多かったです。
おそらく台湾メーカーのものか、他の近隣アジアのメーカーのものと思われます。
このあたりも輸入物じゃなくても日本と値段そんな変わらないよなあ、といったところ。
紙おむつ
- おむつ(メリーズM66枚) : 400元 (1400円)
- おむつ(パンパースM62枚) : 399元 (1396.5円)
- おむつ(L50枚) : 223元 (780.5円)
おむつはムーニーやマミーポコがあり、グローバルブランドですがパンパースもあります。
なので棚がここは日本なんじゃないか、というくらい見慣れた棚でしたね。
値段もこのあたりのものは、日本とほとんど同じ値段します。高いですね。
パッケージに日本製、ってかいてあるのもあるので、パッケージだけ差し替えたんでしょうか。
現地メーカーのものもちろんあります。
こちらは半値程度なので、やはりやすい。
買ってみて使ったのですが、おしっこライン(色変わるところ)がなかったりしました。
そのあたりの差もあると思います。
食事
台湾の本命といえば、食事でしょう。中華全般おいしいのはもちろんなのですが、ちょっと中華におなかが疲れて入ったカフェのサンドイッチのがめちゃくちゃおいしかったり、やっぱりおなかが疲れたときに食べたチキンライスがさっぱりしてておいしかったりと。とにかく台湾は食事が非常に楽しい。
旅行中なのですべて外食になりますが、そんな中ででは現地の食事処がどのくらいのお値段なのかまとめました。
カフェ・台湾ティーショップ
まずはカフェ。台湾のカフェ、油断できず非常においしいサンドイッチを出してくるから本当に油断できません。また台湾といえばタピオカミルクティーをはじめとした台湾ティーショップも有名。こちらはタピオカミルクティーだけではなく、普通にフレッシュジュースやお茶もあるため、実は選択肢が非常に多いのが特徴です。
台湾ティーショップ

台湾ティーショップは本当に台湾中に数多くあり、上の写真を見ればわかる通り、3店舗が並んでいる場所もあるほど超激戦です。(左から大茄子、50嵐、LEWAY)これらのお店、全体的にドリンクいっぱいがとにかく安いんです。めちゃくちゃ安い。
日本だと例えば、CoCo都可ではタピオカミルクティー(M)485円、マンゴー緑茶(M)410円、乳酸菌(ヤクルト)レモン(M)520円とかします。スタバより多少高いかくらいですが、これが台湾現地だといくらなのか。下にまとめました。

店舗名 | ドリンク名 | サイズ | 値段 |
CoCo都可 | タピオカミルクティー | - | 40元 (140円) |
CoCo都可 | マンゴー緑茶 | - | 40元 (140円) |
CoCo都可 | ヤクルトレモン | - | 50元 (175円) |
50嵐 | タピオカミルクティー | M | 40元 (140円) |
50嵐 | レモンヤクルト | M | 55元 (192.5円) |
天仁茗茶 (CHAFFEE) | タピオカミルクティー | - | 50元 (175円) |
楽法 (Le Phare) | タピオカミルクティー | M | 45元 (157.5円) |
大苑子 | タピオカミルクティー | M | 35元 (122.5円) |
日本にも店舗があるCoCo都可で比較すると、タピオカミルクティー1杯が日本で485円に対して大体140円程度ですね。めちゃくちゃ安いです。
なんでこんな安いんでしょうね・・・。ほかのティーショップも並べましたが、高くてもせいぜい175円相当とか。とにかく圧倒的に安い。485円て日本で言われるとそんなたくさん買えないですが、140円て言われると一日3杯くらいはのみますよね。本当ペットボトル感覚でのめます。
どのお店にもタピオカミルクティーはあるのですが、実は結構お店によって推している商品は違うんです。タピオカ入っていない商品もかなりあります。例えば天仁茗茶はその名の通り、お茶中心で日本茶までラインナップしていますし、楽法は果物のフレッシュジュースの数が非常に多かったりと結構特徴があります。お店によってはコーヒーを押している場所もあったりと、結構安く様々なドリンクが楽しめるので、タピオカが苦手な方でもいろんな飲み物が楽しめるのでおススメです。
スターバックス

- カフェラテ(トール) : 120元 (420円)
- アイスコーヒー(トール) : 120元 (420円)
スタバは本当、世界中で値段が同じですよね・・・。
マレーシアぐらいまで行くと気持ち安いんですが、それでも円換算300円前後します。北京でもスタバはこのお値段しましたし。強気ですね・・・。
ただ台湾はこれだけ台湾ティーショップがあって、なかなかスタバに行く人もいない気もするんですが、どうなんでしょう。見かけたスタバは結構込み合ってたので、これはこれで人気なのでしょうか。
YOLO’S CAFE(ローカルカフェ)

ローカルカフェとして、「YOLO’S CAFE」をご紹介。台北市内に数店舗あるお店ですが、個人的にはパンメニューが非常においしくておススメです。民権西路駅や市政府駅近くにあるお店が訪れやすいでしょうか。

- YOLO’sスペシャルコーヒーM:50元 (175円)
- レモンヤクルト:60元(210円)
- クロワッサン:40元(140円)
- ホットドッグ、エッグチーズバーガー:65元(227.5円)
- ハムチーズトースト:30元(105円)
思慕昔

こちらもド定番のかき氷屋さん。ふわっふわのかき氷の上に、どかっとマンゴーがのっているのは圧巻。お値段結構するようで、1つ分でどうかんがえても3人前くらいはあるので、そう考えると安いのでしょうか。結構大人数ずれでも1つ頼むので精一杯ですよね、皆さん。普通に大人2人だと食べきるのは結構きついボリュームでしたね。
- マンゴー雪花氷:250元(875円)
- 各種スムージー:130元(455円)
レストラン
つづいてレストラン。もちろんお値段のお高いお店から安いお店まで様々な種類があるのですが、最初にミシュランビブグルマンクラスの有名店のお値段と、後半は庶民派の格安店のお店を。どちらも非常においしいお店ばかりです。
鼎泰豊

まずは台湾といえば、やはり小籠包の名店鼎泰豊ですね。こちらは日本にはもちろん、シンガポールやマレーシア、中国本土にまで支店のある超有名店です。ミシュランビブグルマン認定店。こちらの小籠包は非常に有名で、非常においしい。ただし台湾の店舗は非常に混雑しており、30~60分まちはざらにあります。番号チケット待ち制になっているので、待ち時間はぶらぶらできるのはやさしいといえば優しいですね。
- 小籠包(10 pcs):220元(770円)
- えびチャーハン:240元(840円)
- 空心菜炒め:190元(665円)
日本だと小籠包6個入りで908円なので、1個151円。台湾は1個77円。半額程度まで下がるとかなり楽しみやすいですね。ちなみに同じ東南アジアではシンガポールだと1個113円、マレーシアだと1個67円。本場台湾は比較的安く、かなりのお値打ち価格なのが分かっていただけると思います。
京鼎楼

鼎泰豊で修業を積んだシェフが独立して作ったのがこちらの京鼎楼。台北ではかなりの有名店で、日本にも10店舗以上お店のある小籠包の名店です。さぞかしお値段は高そうで、実際そうでもないのがポイント。ここにしかない烏龍茶小籠包など、点心から麺、チャーハン等日本人に親しみやすい多数の中華料理ラインナップがポイント。
- 小籠包(10個入り):200元(700円)
- 烏龍茶小籠包(10個入り):250元(875円)
- エビチャーハン:220元(770円)
- 空心菜炒め:150元(525円)
鼎泰豊よりちょっとお安め。日本の店舗だと6個で840円なので、倍近いお値段します。鼎泰豊より全体的に気持ち安いですし、何よりこちらの小籠包も絶品なのでおススメです。鼎泰豊よりはすいていますし。
My灶

ミシュランビブグルマンにも認定された、台湾料理レストランMy灶。ルーロー飯で有名ですが、ほかの料理ももちろんおいしく、私は豚角煮があまりにもおいしくてぺろっと平らげてしまいました。
- ルーロー飯:80元(280円)
- 豚バラ肉の柔らか煮込み:480元(1680円)
- 麻婆豆腐:360元(1260円)
- A野菜のニンニク炒め:200元(700円)
芝香鶏肉飯/芝香涼面

ここまではミシュランビブグルマンクラスの名店ばかりでしたので、更にお安くそしておいしいより庶民派なお店を。こちらは市政府駅にほど近い芝香鶏肉飯/芝香涼面。個人的には鶏肉飯が非常に絶品でしかも安くておいしかったです。店内も普通にきれいなので、比較的万人にお勧めしやすいローカルレストランですね。
- 鶏肉飯(小):35元(122.5円)
- ジャージャー冷麺(小):60元(210円)
老蔡水煎包

- 豚まん : 16元 (56円)
- ミルクティー : 20元 (70円 )
- タピオカミルクティー : 55元 (192.5円)
こちらは基本的にテイクアウト専門店。水煎包のおみせで、日本だと焼き小籠包とされる事が多いでしょうか。基本的にはもちかえりで食べるの前提です。
こういった出店系のほうがお値段は安く感じますね。このお値段は本当、食べ歩きにもってこいです。
夜市

東南アジアといえば夜市。要はナイトマーケットですね。こちらは台北の夜一でもかなり人気で、人も多い饒河街観光夜市。メインはお食事処とされる夜市です。ではこちらはどの程度なのでしょうか。目についたお店をピックアップしてみました。
- ジューシー鶏もも肉ロール :1巻35元 (122.5円)
- タピオカミルクティー:50元 (175円)
- ボンレスポークリブ:100元(350円)
- ホタテ焼き:50元(175円)
- スイカジュース:40元(140円)
- 日式大阪焼(お好み焼き):70元(245円)
- 紅豆餅(今川焼)3個:50元(175円)
- 揚げ餃子(焼き小籠包風):50元(175円)
日本のお祭り屋台と比べてもかなり安いですよね。しかも見るもの見るもの結構おいしそうなものがずらりとあります。ただ人出がかなり多く、人気のお店は結構並んでますし、そもそも身動きすら結構とりずらいのがネックでしょうか。
すりなども多いようなので、警戒は必要ですが、この熱気は素晴らしいですね。日本人も多いようで、周りからはガンガン日本語が聞こえてきます。
公共交通機関
台北は公共交通機関がとにかく安く、タクシーは日本と比べるとありえないくらいの値段です。個人的にはタクシー使い倒したほうが楽だと思っていますが、ただ東南アジアあるあるで台湾のタクシーの治安に関してはなかなか不安な情報も多いですね。不安であれば、台北はUberも使えるようですし、現地のタクシー配車アプリTaxiGoもあるようですし、とにかくこのあたりを使い倒したほうが時間効率も良くおススメです。
タクシー

台湾のタクシーの値段はこちらです。このほかに深夜料金など細かい料金もありますが、基本料金はこちら。
- 初乗り(1.25Km):70元(245円)
- 以降200メートル毎:5元(17.5円)
こうかかれると分かりにくいですね・・・。ちなみに東京都内のタクシー料金では最初の1.052Kmが410円、以降237メートル毎に80円になります。これをみても値段は3分の1以下になりますね。
なので 例えば日系ホテルのロイヤルニッコー台北。桃園国際空港からタクシー利用だと片道1300元(4550円)が目安です。距離にして45キロくらいですね。日本でいうと東京~横浜間くらいか、大阪~関空間くらいの距離感ですね。東京都内のタクシー料金で45キロのったら15000円前後といったところでしょうか。大体三分の一。この料金設定はかなり使いやすい。
台北市内の移動でタクシーのっても、せいぜい100~250元(350円~875円)といった範囲です。非常に安いし、早い。駅は乗れちゃえば早いんですが、乗れるまでに結構時間がかかるのでそれを考えるとやっぱタクシーは便利なんですよね。
電車

- 桃園空港~台北駅(30分):150元(525円)
- MRT初乗り:20元(70円)
だいたい同じくらいの距離のなんば~関空間で920円、特急だと1430円取られます。一方桃園は途中駅が2駅しかない快速が走っていますが、普通電車とお値段かわらずこの値段です。だいたい半額以下くらいなので、やはり安いですね。
ホテル
東南アジアは高級ホテルでも結構安いイメージですが、台北はどうでしょうか。
こちらもエクスペディアで主要都市の五つ星ホテル価格の比較結果がでています。
残念ながら台北の高級ホテルは結構なお値段がしてしまいます・・・。
東南アジアでホテルが安いのは、マレーシア(クアラルンプール)、タイ(バンコク)、ベトナム(ホーチミン)あたりですね。特にクアラルンプールあたりはとんでもない安さになぜかなっています。
台北はドバイ、ミラノ程ではありませんが、香港やソウルと同じ程度のお値段になります。ウィーンやラスベガスあたりと比較するとむしろ高いようです。ただ東京よりは割安なので、ちょっと背を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
台北

では台北の代表的なホテルのお値段を。客室はすべて一番リーズナブルな値段帯のもので計算しています。
- マンダリンオリエンタル台北 : 9500元(33250円)~
- シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル 台北 : 7900元(27650円)~
- W台北 : 9000元 (31500円)~
- リージェント台北 : 8500元 (29750円)~
- オークラプレステージ台北 : 6522元 (22827円)~
参考までに、東京の日本橋にあるマンダリンは46000円~ですね。
東京の丸の内にあるシャングリラは44,000円~。
ここに挙げたホテルは全部五つ星ホテルなので、まあまあのお値段はやはりしますね。さすがに半額とまではいかないですが、比べてみると6~7割程度のお値段といったところでしょうか。そう考えるとやはりお値段的には安くはあるのですが。
ちなみに先ほどのエクスペディアの記事で、一番安いとされているのはクアラルンプール。マンダリンが18000円前後、シャングリラが12000円程度と超激安です。日本の半分どころか、3~4割程度だったりします。
とはいえ東南アジア最安のクアラルンプールでも3~4割程度なので、台北が6~7割程度と考えると、感覚的にはあいますね。
このお値段は比較的定価に近いお値段で比較しているので、各種割引を駆使すればもう少し安くなります。
せっかくの海外旅行、良いホテルに泊まるのも楽しめるのではないでしょうか。
さいごに
以上、台北の物価について比較してみました。
いろいろありますが、やはり全体的に台北の物価は安いです。もちろんお店にはよるのですが、全般的にレストランが安いですし、タクシーが安いですし、ホテルも何だかんだいってお手頃です。逆にスーパーとかのほうが値段は同じくらいだなあ、と感じますね。
旅行者が行くようなところは、結構お手頃なお値段です。
せっかくの海外。とくに台湾は食べ歩きがお得。本場の中華や小籠包を、安心のお値段で食べ倒せるのは非常に魅力的です。