台湾ドルが余ってしまった…。しかも日本へ持ち帰ってきてしまった…。なんかしかも結構たくさんある。そういったこと、わりとありがちだと思います。
海外渡航の予定もないし、ある程度まとまった金額もあるので、まとめて日本円にしてしまいたい。そういった際、日本国内での両替が必要ですが、できればレートよく両替したいと思ってしまうのは本音だと思います。
そこで、ここでは台湾ドルをどのように日本円に戻していけばお得になるのか。まとめてみました。

台湾ドル、両替場所によって思っているより差があります。
具体的には10万円当たりだと1万円以上差が付いてきます。ご注意ください。
なおこの記事では、台湾ドルを円に両替する方法をまとめています。反対の、円を台湾ドルに両替する方法は以下の記事でまとめています。
【円→台湾ドル】台湾ドルの両替
日本国内で、台湾ドルを円に両替する際のレート比較
まず気になるのは、台湾ドルをお高く買い取ってくれるのはどこなの?という事ですね。
以下にて、国内の主要両替店のレートを一斉に調査しています。結果をまとめました。この調査は、2021年4月22日時点のものになります。
両替所 | 両替レート |
---|---|
【ネット両替】外貨両替ドルユーロ | 3.695 |
【両替店】Travelex | 3.32 |
【銀行】みずほ銀行 | – |
【銀行】三菱UFJ | 3.34 |
【信託銀行】SMBC信託銀行 | 3.3468 |
【空港(成田)】GPA成田空港直営外貨両替 | 3.3488 |
【空港(関空)】関西国際空港直営外貨両替 | 3.35 |
【空港(中部)】セントレア直営外貨両替 | 3.25 |
【金券ショップ】大黒屋 | 3.3576 |
こちらは、数字が大きい方がより高く買い取ってくれるお店です。
上記の通りの結果になりました。一番買取レートが良いのは外貨両替ドルユーロですね。最新の情報は各リンクからご確認ください。ただ、概ね傾向は変わることは無いでしょう。
とはいえ、レート表記だと具体的にいくら違ってくるかが分かりにくいです。そこで、買取金額1位の外貨両替ドルユーロ、2位の大黒屋、3位の関西国際空港直営両替の3つで、両替額がいくらになるか比較します。
もし、この日に8,955台湾ドルを両替していた場合、結果は以下の通りとなります。
両替所名 | 両替金額 |
---|---|
【空港(関空)】関西国際空港直営外貨両替 | 30,000円 |
【金券ショップ】大黒屋 | 30,067円 |
【ネット両替】外貨両替ドルユーロ | 33,088円 |
こちらを見て頂ければわかる通り、両替額30,000円当たり、3,000円以上外貨両替ドルユーロのほうがお得でした。
もちろん、両替額が多ければ多いほど差は広がります。10万円だと1万円以上、30万円だと3万円以上の差があります。かなり大きいです。
これだけ差がある理由はなんででしょうか。
基本的に日本にある銀行や空港等のお店は、ドルやユーロが大好きです。理由は取り扱い高も多く、リスクも比較的低いからです。なので、この2つのレートはまあまあなのですが、それ以外の通貨はやる気が無くてレートが悪い事が殆どです。
実際、わかっている外国人の方は、日本に来る前にドルに両替してから日本に来ます。レートが悪いからですね。
という事で、外貨両替ドルユーロのレートが良く、更に銀行や空港もやる気がない、という事情からこのレート差が起きます。
ではこの上で、具体的に両替方法を整理していきます。
台湾ドルを日本円に両替する方法の結論
3万円以上の台湾ドルを両替する場合





台湾ドルから日本円の両替は
・両替レートが良い
・郵送なので日本全国から両替可能
のため、外貨両替ドルユーロがおススメです。
台湾ドルを日本円に戻す場合には、外貨両替ドルユーロがおススメです。ポイントは2つ。
- レートは国内トップクラス
- ネットで申し込み、外貨を郵送すればよいため、全国どこでも両替が可能
レートに関しては、最初にまとめた銀行や空港等のレートをご確認ください。目安として、3万円当たり3000円、10万円あたり1万円。結構な差になってきます。
注意点としては、簡易書留の送料等により、400円程度(10万円未満の場合は650円程度)必要になる点には注意が必要です。ただ、それを踏まえてもレートが良いですし、店頭両替はそれはそれで時間や交通費が必要になりますからね。
これらを踏まえて、外貨両替ドルユーロが一番おすすめです。
実際こちらは私も何度も使っていますが、毎回トラブルなくスピィディーに対応を頂けるのでおススメです。実際に利用した際のレポートはこちらにまとめています。
ただし、外貨両替ドルユーロの買取は3万円相当分から。この点だけご注意ください。
3万円以下の台湾ドルを両替する場合


もし両替を希望する台湾ドルが3万円以下の場合。
外貨両替ドルユーロは3万円以上の取り扱いになるため、この場合はどこか店頭での両替になります。
ただ最近の傾向として、銀行は外貨両替を縮小、もしくは中止する傾向にあります。現状、銀行での両替はほぼ行えず、銀行直営の専門店でしか行えない事が多いです。
そしてこれらの直営の両替店は、原則的に観光客の多い大都市に限られます。この点の注意は必要ですね。
- みずほ銀行
- Travelex
- MUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
- お近くの国際線のある空港
この中でもレートが良かったり悪かったりはしますが、差が大きくないのと、そもそも近くにないとあまり意味がないので難しい所。
実店舗となると、交通費や時間もかかるため、行きやすい所に行くのが良いでしょう。
強いて言えば、大空港は全体的にレートが良いことは多いです。ただ、それは羽田・成田・関空といったレベルの空港の話。これらに近い人は限られます。
正直小額だとは思うので、次回海外に行くか、どこか国内でも空港に用事が出来るまで寝かせておくのは良いかと思いますね。
まとめ


台湾ドルを使い切れた、というのは理想ではありますが、なかなか難しい所。
またいけばいいかと外貨がたまっていくのは、結構あるあるだと思います。
正直両替で損するというのも何か腑に落ちないので、きちんとレートの良いお店を使いたいですね。