台北に古くからある日系ホテルといえば、ホテルロイヤルニッコータイペイです。オークラニッコーホテルの系列ホテルで、開業は1984年と比較的古いのですが、度重なる客室改装と、直近では2017年にも全客室の改装をしているようで、実際外装も内装もかなり綺麗で非常に快適な台北での滞在をすることができました。
質が高く、かつ日本語が通じやすいホテルという事で、実際ホテル内では多くの日本人を目にしました。せっかくの海外旅行なので、異国間を味わいたい、という方には向かないのかもしれませんが、個人的にはホテルが日本国内のようだったので、非常に落ち着いて過ごす事ができて快適でした。このあたりは好みが分かれるところでしょうか。
今回私は子連れで2泊したのですが、その時の様子をまとめてみました。宿泊を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
立地
ホテルロイヤルニッコー台北の立地はこちらになります。
最寄の中山駅からは徒歩5分。どちらかというと駅利用というよりかはタクシー利用を中心にするホテルでしょうか。ホテル周辺は中山駅の近隣ですので、駅前の新光三越を初め、有名レストランや有名おみやげやさん、公園なども近くにあるため周辺だけでも十分観光ができるほどですね。街歩きには非常にぴったりです。
万人に非常に便利な立地なのがこの地区ですね。台北の主要観光地にもほど近く、非常に楽に観光ができました。
お部屋・価格帯
以下は平均的な時期のお値段で、繁忙期の場合はもっと上がる場合もありますし、逆に閑散期の直前割等ではもっと安くなる場合もあるので、あくまで参考価格としてご覧ください。
なお、全て朝食はついておらず、朝食を付けた場合には1名あたり1000円程度プラスになるようです。
ホテル ロイヤル ニッコー タイペイ【2024年10月リニューアル】
8.9 by agoda / [Google Map]
参考価格 19840円~30480円~70273円
- 当ホテルの詳細情報は以下のボタンから -
03/03(月)~04/01(火) 価格一覧
日付 | 値段(agoda) |
03/03(月) | 27140円 |
03/04(火) | 29676円 |
03/05(水) | 29676円 |
03/06(木) | 28355円 |
03/07(金) | 53341円 |
03/08(土) | 53341円 |
03/09(日) | 30717円 |
03/10(月) | 28059円 |
03/11(火) | 27018円 |
03/12(水) | 27175円 |
03/13(木) | 31013円 |
03/14(金) | 49295円 |
03/15(土) | 53243円 |
03/16(日) | 27018円 |
03/17(月) | 27018円 |
03/18(火) | 27018円 |
03/19(水) | 27018円 |
03/20(木) | 64172円 |
03/21(金) | 70273円 |
03/22(土) | 64021円 |
03/23(日) | 21486円 |
03/24(月) | 20970円 |
03/25(火) | 22652円 |
03/26(水) | 23814円 |
03/27(木) | 27072円 |
03/28(金) | 32354円 |
03/29(土) | 32354円 |
03/30(日) | 20970円 |
03/31(月) | 21486円 |
04/01(火) | 20327円 |
お部屋タイプ | 広さ (平方m) | 参考価格 |
スーペリア | 26 | 19,858 |
デラックス | 32 | 21,231 |
プレミア | 38 | 22,956 |
コーナースイート | 65 | 49,905 |
ほかにもいくつかスイートはあるようでしたが、割引が効くのは上記の部屋のみのようなので割愛します。(ほかのスイートは割引が効かず、お値段も10万円オーバーでした。)
選ぶポイント
おすすめポイント
ホテル内は基本的に日本語
日本語が使える、とは聞いていましたが、せいぜいフロントに常時日本語スタッフがいますよ、くらいなんだと思っていたんですよね。実際他にも日本人訪問が多いシンガポールあたりだと、日本のパスポートだしたら全部日本語対応だったこともありましたし、そのくらいなのかなと。
なめてましたね。基本的にホテル内は全面的に日本語が通じます。レストラン行けば日本語話してましたし、ドアマンですら、日本語で意思疎通ができるレベルです。台湾だともはや顔の作りも同じなので、そこにいる人が日本人なのか台湾の方なのか全然わからないレベルでした。おみやげやさんのスタッフですら日本語が話せて、あんまり買う気もなかったんですが買っちゃいましたよ。(スタッフの方はここのお土産屋さんは市街地より安いですよ、といっていて、ほんとか?と思ったのですが、実際観光地にあるお土産屋さんよりは確かにお値段安く感じたので、おススメです。)
正直ここでホテルスタッフと英語で話すことは一切ありませんでした。あまりにも日本語が使えすぎるので、ホテルの中はもう完全に日本と同じ感覚でしたね。
・・・で、台湾のホテルってみんなこうなの?と思ったのですが、ここ以外にも3件ほど日系じゃないホテルとまってますが、そこはもう基本的に日本語は通じませんでした。(たまに使える人もいますが)やはり日系ホテルだからですね。
設備も朝食も日本人向き
日系ホテルなので、提供サービスはかなり日本人向きです。部屋も、バスルームとシャワールームは同室で、それを区切るように洗面台があるつくりになっています。日本風のつくりなので、こちらのほうが日本人的には楽ですよね。また、トイレは良いお部屋だとそもそも完全に区切られていたりと、日本人が使いやすいように作られているのは最大の特徴です。
朝食はもちろん中華料理も多く提供されているのですが、全体的に日本人好みしそうだな、というラインナップの印象を受けました。白いごはんとお味噌汁は必ずついていましたし、宿泊者によってはどんな高級ホテルよりもこちらのほうが嬉しいだろうな、といったラインナップです。華美ではないのですが、日本人が求めるおいしい朝ごはんがきちんと出てきます。ラインナップも十分です。ありがたい。
立地が非常に良い

ホテルの立地は非常に良いです。
まずは中山駅前。新光三越や、誠品書店プロデュースの中山地下街といったショッピングエリアが非常にほど近い立地はとても便利。中山地下街も500mほど進めば、そのまま台北地下街にも出れますし、そこはもう台北の駅前。こちらでも様々なショッピングを楽しむことができます。
近隣には鼎泰豊や京鼎楼、金品茶樓といった小籠包の名店がずらずらと徒歩圏に存在します。お金が足りなくなっても、昇祥茶行という良レートで両替できるお茶屋さんが近隣にあります。(ありがたいのは、土日も夜もやっているので非常に便利に両替ができること!)そして大きい公園として、建成公園や林森公園があり、遊具も完備されているので子供を遊ばせるのにも困りません。
この界隈はホテルが多いのですが、それも納得の立地です。逆に言えばホテルが多いので、これらの条件は他のホテルにも当てはまりますが。
いまいちポイント

お値段はやや高め
お財布と相談ですが、お値段はやや高めで高級ホテルですね。個人的にはかなり安心して滞在できたので、このあたりはトレードオフですね・・・。内容的には伴っているお値段なので、このあたりはお財布と要相談です。
最寄り駅はそこまで近くない
MRT使い倒した観光をされたい方には、中山駅は遠くはないんですが、近くもない感じですね。微妙に距離があります。タクシー使い倒す分には全く問題ないので、こちらに宿泊されるのであればタクシー利用が便利かと。あとは徒歩圏もいろいろあるので、これとの組み合わせですね。
日本過ぎる
このホテル、日本語が通じすぎて、お部屋の感じも日本風で、日本語表記も非常に多く、正直異国間は全くなかったですね。これをどうとらえるかですが。個人的には落ち着いて過ごせたのですが、人によってはそれが物足りなく感じる人もいるかもしれません。ただ一歩外にでればそこはもちろん台湾なので、特に私が訪れたのは子連れという事もあり、こっちのほうがありがたかったですね。
ホテルの様子
施設
ロビーの写真を取り損ねました。なんというか、入口の扉あけたらすぐエレベータで、ロビーが少し離れていることもあり、通り道でもないですし、ロビーはいったらすぐさま「何かお困りですか?」と話しかけられそうなオーラがすごいありまして。いや、無駄に写真撮りたいだけです、とはいいずらかったんですよね・・・。ホテルの対応としてはそりゃそうですよね、という話なんですが。
というので、スタッフも豊富で対応も素早いですし、きれいなロビーでした。代わりに別の場所の写真をご覧ください。

こちらは朝食会場手前のソファ。全体的に雰囲気はこんな感じで、モダンで落ち着いています。ゆっくりできますね。

ショップは2種類あって、まずはケーキショップから。こちらはお土産用のパイナップルケーキですね。いつも朝食でパイナップルケーキが出ていたので、おそらく同じものなんだと思います。おいしかったので気に入った方はおみやげにもぜひ。

こんな感じでクッキーとかも売っています。こういうのはおみやげによさそうですね。

こちらは地下にあるお土産屋さん。スタッフの方バリバリ日本語話してます。びっくりしました。「街中のお土産屋さんより安いってよく言われるんですよー」っておっしゃっていて、セールストークかと思ったのですが、実際観光地にあるお土産屋さんよりは安く感じましたね。ホテル宿泊者は割引チケットもありますし、ここでお土産人そろえしておくのは悪くないかもしれません。

味見させてもらったマンゴーチョコレートが普通においしかったので、買う予定はなかったのですが買ってしまいました。小分けになっているお土産も多く、日本人好みのばらまき土産がそろっている印象です。市街地でこういうのきちんとさがすと結構大変なので、普通におすすめです。

このホテル唯一のデメリットは、プールにそんなに気合いれていないことですかね・・・。そもともあったかい時期のみの運営なので、自分が訪れたときはクローズだったのでこんな感じでした。(見る事だけはできます)

とはいえこんな感じなので、やってても入るかといわれるとうーん、というのが正直なところですが。深さも普通にありましたし、あんまり子供向けでもないですね。プールはあまり期待しないでくるのが良いかと。どちらにせよ台北のホテルはすごい心躍るプールってあんまりない印象なので、どこもこんなもんだと思うのですが。

とはいえ、プールから見渡せるこの景色は中々ですね。ちょっと曇っていたので残念ですが。夜は台北中心部の夜景がざーっと見渡せるので、割といい景色です。景色を見に来るのはおススメです。

プールにはジムも併設されています。必要十分といった感じでした。
お部屋
続いてお部屋。今回宿泊したのはプレミアのダブルルーム。通常ランクの中では一番お部屋の広さがあるタイプになりますね。

お部屋の雰囲気はこんな感じ。さすがに広いですね。助かります。

反対側から。ベッドがシングル2つなので、非常に広くて快適でした。これに子供2人のせないといけないので。

机はこんな感じ。実際そんな使う事は無いのですが。いろいろ細かい文房具とかあるあたりはさすが日系ホテルといった感じですね。

お部屋にコンセントはいくつかありまして、全部日本の製品はささるタイプでした。海外対応している電化製品は問題なく使えますね。

いくら日系ホテルでも、ここは外国なのでもちろんお水はついています。

ビール120元(420円)、コーラ80元(280円)。すぐ近くにコンビニあります。

コーヒーやお茶ももちろんあります。

コップはこんな感じ。ソイジョイは有料であることがわざわざ書いてありますね。まあ確かにこの置き方は紛らわしいですね・・・。

クローゼットはこんな感じ。広い。

後このタイプは、トイレがお風呂と完全に別です。これね、日本人的には非常に大事ポイントですよね。ありがたい。こういうところが日系ホテルです。

続いてお風呂の様子はこんな感じ。シャワーとバスタブが一緒になって区切られているあたり、日系ホテルだなーって感じですね。配置的には日本人がい一番使いやすい配置です。

水場もこんな感じ。広いので快適。

アメニティはロクシタン。日本人が一番喜ぶタイプのやつですね。わかってますね。

もちろん歯ブラシなどもしっかりついているので安心です。
朝食
続いて朝食。これが一人1000円なら非常に安いです。

朝食会場の雰囲気はこんな感じ。会場は結構広いです。

別の角度から。時期的に空いてる時期ってのはあったと思うのですが、かなり広々としていました。

まずはパン系から。普通のから甘い系まで、きちんとそろっています。パイナップルケーキもあるので要チェックです。

反対側はフルーツ。バナナがあるのは子連れには結構ありがたい。

続いてドリンク系。もちろんドリップコーヒーはあります。

フレッシュジュースも完備。あとは飲むヨーグルトやヤクルトまでおいてあったので、すごいなと。ヤクルト大人気でしたね。なくなっては補充されてました。

他にも炭酸系は缶でまるごと提供です。しっかり冷えてて素晴らしいですね。

サラダやハム系もしっかりあります。

添え物の種類も豊富。納豆や味付け海苔まであります。

こちらは暖かいもの。野菜もありますし、麺もありますし、ベーコンとかももちろん。

ソーセージに点心。点心は日替わりで結構おもしろかったです。

日替わりなんですが、自分が一番すきだったのはこちらの角煮まんじゅう。

こんな感じで角煮と、つつむようのお饅頭が提供されているのでセルフでつつみます。これおいしかった。お気に入りです。

日によってこんな感じで小籠包なことも。こちらもおいしかったです。

おかゆにご飯、お味噌汁まで。日本っぽい朝ごはんたべたいときにも結構いけます。

こちらは主菜系。麻婆豆腐とかありましたね。おいしかった。

もちろんライブキッチンも。卵系もあるんですが、個人的にはこちらの麺が一押し。

麺、一番右の一品は日替わりです。上はベトナム風牛肉スープ、下はゴマダレ交ぜそば。これがほどよいボリュームで自分は好きでした。

ライスヌードルスープ。

胡麻だれまぜそば。

中華麺。毎食2杯ぐらい麺たべてましたね。おいしいです。

細長いんですが広々としていて、すごいおちついて朝食を過ごせたのが印象的。結構街中の中華料理は、なんだかんだ言って重ためになってしまうので、ここの朝食がすごい癒されるんですよね。
総評
もう少しお手頃だと助かるのは正直なところですが。ただもちろん値段に見合うホテルではあると感じました。
全体的に落ち着いた台北観光ができたのは、このホテルのおかげといっていいですね。特にホテルをチェックアウトした後観光に向かって、ホテルにタクシーで戻った際。そのままタクシーに荷物だけのせて次の場所へ移動したいのですが、あんまりタクシーに言葉が通じてなくて、どうしたもんか、といった感じだったんですよね。そういったときにこちらのホテルのドアマンがさっと事情を察してくれて、通訳してくれて、行く場所の案内までタクシー運転手にしてくれた際は非常に助かりました。しかもこちらは日本語でいいので、非常に楽でした。
というので、ホテル外はいいとして、ホテル内はあまり余計な事考えないでのんびり過ごしたい、という方にはこちらは本当にぴったりです。困ったときに日本語で当たり前に助けてくれる、というのがどれだけ有難い事か。もちろん基本的な対応のレベルも非常に高いので、そういった点が人気のポイントなんだろうなあと思います。
ホテル ロイヤル ニッコー タイペイ【2024年10月リニューアル】
8.9 by agoda / [Google Map]
参考価格 19840円~30480円~70273円
- 当ホテルの詳細情報は以下のボタンから -
03/03(月)~04/01(火) 価格一覧
日付 | 値段(agoda) |
03/03(月) | 27140円 |
03/04(火) | 29676円 |
03/05(水) | 29676円 |
03/06(木) | 28355円 |
03/07(金) | 53341円 |
03/08(土) | 53341円 |
03/09(日) | 30717円 |
03/10(月) | 28059円 |
03/11(火) | 27018円 |
03/12(水) | 27175円 |
03/13(木) | 31013円 |
03/14(金) | 49295円 |
03/15(土) | 53243円 |
03/16(日) | 27018円 |
03/17(月) | 27018円 |
03/18(火) | 27018円 |
03/19(水) | 27018円 |
03/20(木) | 64172円 |
03/21(金) | 70273円 |
03/22(土) | 64021円 |
03/23(日) | 21486円 |
03/24(月) | 20970円 |
03/25(火) | 22652円 |
03/26(水) | 23814円 |
03/27(木) | 27072円 |
03/28(金) | 32354円 |
03/29(土) | 32354円 |
03/30(日) | 20970円 |
03/31(月) | 21486円 |
04/01(火) | 20327円 |